選考理由
ソニーα7シリーズの中でも高精細な撮影が可能な“R”の最新世代として、クラス最高の有効約6,100万画素CMOSセンサーを採用。新たに搭載した「AI プロセッシングユニット」によりAF 性能を始め、オートホワイトバランスなどの色再現も向上。また手振れ補正機構の強化といった基本性能の大幅引き上げから、高解像度機のポテンシャルをより幅広い撮影シーンで発揮しやすくなったとの評価を得た。また、背面モニターをチルト/バリアングル両対応の4軸マルチアングル液晶モニターとした点においては静止画と動画、双方の要求を満たす新たなるスタンダードを提示したとのコメントも寄せられた。
選考理由
マイクロフォーサーズ規格としては最も焦点距離が長いマクロレンズ。最大撮影倍率は2倍(35mm判換算4倍相当)に達し、テレコンバーターも使用可能。対応するカメラボディにおいては「最大7段分の手ブレ補正効果」や「深度合成撮影」を可能とする先進性が高く評価された。近年においては珍しい“180mm”(35mm判換算)の画角は、ワーキングディスタンスを確保しやすく、風景撮影で遠景を切り取るようなシーンにおいても有効との声も。小型軽量性に定評のあるマイクロフォーサーズシステムの撮影シーンを更に広げる1本となった。
投票理由(一部抜粋/編集)
・本当にユーザーのことをとことん考え抜いた良いカメラだから
・スチル、動画機としてクオリティが高く、とても使いやすいため
・要望の多かった像面位相差AF を搭載して、目立たない冷却ファンも内蔵して、地味ながら完成度が高い
・リアルタイムLUT により、表現の幅が更に広がった
・リアルタイムLUT や優れた画質といったように撮影を楽しむことを追求している
・コスパが特に高く、必要十分な機能画質などを備えており、多くの人にフルサイズカメラの楽しさを提供したこと
・動画ニーズの高まりにおいて放熱機構が各社の課題になるなか、ペンタ部に格納するという独創的なアイデアでコンパクトさと耐熱性を両立している点が素晴らしい。センサースペックに現れないカメラのデザイン設計にインパクトを与えたモデルだと思う
・多彩な機能を小型筐体にまとめ画質も秀逸。最もバランスの取れた逸品
・像面位相差AFなどLUMIXの新たなチャレンジを感じたため
・画質の色再現性の良さ、手振れ補正性能等の基本性能の高さ、デザイン、コストパフォーマンス
・スチル、動画機としてクオリティが高く、とても使いやすいため
選考理由
1984年の登場以来、今も中古市場で根強い人気を誇るレンジファインダーカメラの復刻版。フィルムや印画紙の価格高騰など、銀塩写真そのものが厳しい環境にある昨今、フィルムカメラのアイコンとして名高い「ライカ M6」の再登場は大きな話題となり、愛好家を勇気づけた。
選考理由
EOS Rシリーズに加わった最も手頃なエントリー機。上位機に通じるAF性能の高さと、初心者向けに拡充されたオート機能の数々を評価。ネーミングの継承こそ叶わなかったものの、30年続いた“EOS Kiss”シリーズの伝統とノウハウは確かに受け継がれている。
選考理由
ハイエンドの「COBALT」シリーズで CFexpress Type B の採用と普及を後押ししてきた同社が、持続書き込み速度などの高性能を維持しつつ低価格化を実現。一般ユーザーが CFexpress カードを導入する際のハードルを更に低くしたことを評価。
選考理由
同社の写真編集ソフト「PhotoLab」に搭載されていたノイズ除去機能を、“RAWデータを高画質化する”というインパクトのあるメッセージとともに単体ソフト化。ごくシンプルにして明快な操作ながらも、PCの高い処理能力を活かした更に高度なRAW編集が認知・注目されるきっかけを作った。