決定! カメラグランプリ2022

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■概要

カメラグランプリは、写真・カメラ専門の雑誌・Web 媒体の担当者の集まりであるカメラ記者クラブ(1963年9月発足、2022年4月現在7媒体が加盟、代表幹事 柴田 誠) が主催し、カメラグランプリ実行委員会(実行委員長 永原耕治)の運営のもと、選考委員を組織し、2021年4月1日〜2022年3月31日に発売された製品から各賞を選考しています。

カメラグランプリ「大賞」は、期間内に新発売されたスチルカメラの中から、最も優れたカメラ1機種を選び表彰するものです。また、日本国内で新発売された交換レンズの中から最も優れた1本を選ぶ「レンズ賞」、一般ユーザーがWeb上の専用サイトから投票する「あなたが選ぶベストカメラ賞」(投票期間:2022年2月22日〜4月10日)、カメラ記者クラブ会員が「大賞」「レンズ賞」を受賞した製品を除くすべてのカメラと写真製品・機材を対象に、大衆性、話題性、先進性に特に優れた製品を選ぶ「カメラ記者クラブ賞」の合計4つの賞を設けています。

選考委員は、カメラ記者クラブの会員をはじめ、加盟雑誌の編集長(もしくは代表者)、 カメラグランプリ実行委員が委託した外部選考委員、特別選考委員(学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家、写真関連団体の代表等)、および特別会員のTIPA(The Technical Image Press Association:欧州を中心とした24媒体およびカメラ記者クラ ブが加盟する写真・映像雑誌の団体)で構成され、今年は総勢46名が選考にあたりました。各賞の選考理由は、選考委員の投票理由をもとにカメラグランプリ実行委員会でまとめました。

カメラグランプリ2022の各選考委員の投票内容はこちら→大賞レンズ賞

■詳細
カメラグランプリ2022 大賞
Z 9 (ニコン)


選考理由
有効画素数4,571万画素の積層型CMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 7」の組み合わせにより、追従性の高いライブビュー表示、世界最多9種類の被写体検出、歪みを抑えた電子シャッター撮影などを実現したフラッグシップモデル。メカニカルシャッターを廃したことで、シャッターの動作音、および、動作耐久を気にする必要がなくなった点も評価された。

カメラグランプリ2022 レンズ賞
FE 50mm F1.2 GM(ソニー)


選考理由
高解像とボケ味の両立を実現しつつ、F1.2の明るさを持つミラーレスカメラ用の大口径レンズとしては小型で、カメラボディのサイズ感にマッチしているという声が集まった。また、AFスピードの速さやMF時の操作感も、こだわりを感じる要素として高く評価された。

カメラグランプリ2022 あなたが選ぶベストカメラ賞
Z 9 (ニコン)


投票理由(一部抜粋/編集)。
・ニコンZシリーズの最高峰。これさえあればなんでも撮れる
・現時点で、機能と大きさ、コストパフォーマンスのバランスが最もとれている素晴らしいカメラだと思うので
・電子シャッターなのに歪まない、ファインダーがどこのメーカーよりも見やすい、 フラッグシップにしてはコスパが良すぎる
・メカシャッターレスなどフラッグシップ機における新しい水準を提示
・人類がカメラに注いだ技術の一つの到達点
・プロ向けとして申し分ないスペックを詰め込みながら、センサーの高速読み出しによるメカシャッターレスの実現など、チャレンジングな製品だと評価できる
・メカシャッターレス、4K動画撮影が時間制限なくできる、8K30P撮影が2時間以上撮影可能など、エポックメイキングな新しい時代のカメラだと感じたから
・完全ブラックアウトフリー、メカシャッターレスが革新的。それに加え、低コストで下級機への転用が現実的である
・待ちに待ったニコンのミラーレスフラッグシップカメラ。機能、機構、性能、そして価格と、いろいろ驚かされたカメラだったから

カメラグランプリ2022 カメラ記者クラブ賞
【企画賞】Z fc (ニコン)


選考理由
若い新規ユーザーの目を引くニコン銀塩一眼レフカメラ風のスタイリングと、すでに性能面で定評あるミラーレスカメラ「Z 50」の基本性能を融合。カタログデザインにもファッション性を取り入れるなど、新規層開拓に向け一貫性のある商品企画を展開。往年の銀塩一眼レフカメラを懐かしむ層も巻き込み、大きな話題となった点も評価した。

カメラグランプリ2022 カメラ記者クラブ賞
【技術賞】EOS R3(キヤノン)


選考理由
ファインダー内の見つめた先にAFフレームを移動させる「視線入力」機能は、現在のデジタルカメラにおいてキヤノン独自のもの。指先で扱うスティック状やタッチパッド状のコントローラーに加え、視線を使ってAFフレームを指定するという新規性を評価した。開発発表時には、銀塩EOSシリーズに搭載されていた“視線入力AF”の復活としても注目された。

■カメラグランプリマークについて


この画像ファイルは、カメラ記者クラブの活動およびカメラグランプリに関する報道・解説を目的とした出版物およびWebページでのみご使用いただけます。それ以外の目的への使用(各種カタログや製品の化粧箱、展示会展示、店頭POP、PR用店頭ビデオ、広告原稿など)については、お問い合わせください。



「カメラグランプリマーク使用のガイドライン」
:指定の色や配色を変えないこと。モノクロインクのみ使用した印刷に限り、モノクロ配色も可能です。
大きさ:最低でも横幅8mm以上で使用してください。
禁止事項:縦横比を変える、マークの一部だけを使用する、マークにほかの要素を重ねる・足すなど。

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