決定! カメラグランプリ2011

Engish
[プレスリリース]



■カメラグランプリ2011概要
カメラグランプリは、カメラ記者クラブが主催し、カメラグランプリ実行委員会が運営しています。 カメラ記者クラブは、1963 年9 月に写真産業と製品についての確実・詳細な記事を読者に報道することを目的に発足しました。 2010 年には欧州を中心に14 カ国30 誌が加盟する、写真・映像雑誌の団体TIPA(The Technical Image Press Association)と協力関係を結び、 相互の団体の振興のために協力していくことを確認しました。
 カメラグランプリは、1984 年から始まり、歴史あるカメラの賞の一つに数えられるとともに、 カメラ業界のシンボル的な賞として定着しています。毎年、その1 年間に日本国内で新発売されたスチルカメラの中から、 もっとも優れたカメラ1機種を選び表彰する「カメラグランプリ大賞」と2011 年からスタートした「レンズ賞」の選考には、 カメラ記者クラブの会員に加え、カメラ記者クラブ加盟誌の各編集長(もしくは雑誌代表者)と、グランプリ実行委員が委託した学識経験者、 カメラメカニズムライター、写真家など、カメラグランプリ2011 では54 名の選考委員により記名投票で決定しています。 さらに、一般ユーザーの投票によって決定する「あなたが選ぶベストカメラ賞」、記者クラブメンバーがすべての写真関連商品から選考する 「カメラ記者クラブ賞」を加え、カメラグランプリは4 つのカテゴリーで賞を授与しています。

カメラグランプリ2011 大賞
カメラグランプリ2011 の「大賞」 は、デジタル一眼カメラ、ペンタックス「645D」(開発メーカー:HOYA株式会社PENTAXイメージング・システム事業部)に決定いたしました。 ペンタックスの大賞受賞は、ペンタックスK10D(2007年)以来、4年ぶり4度目の受賞となります。

レンズ賞
第1回目となるカメラグランプリ2011「レンズ賞」 は、高倍率ズームレンズ、タムロン「18-270mm F/3.5-6.3DiU VC PZD(Model B008)」(開発メーカー:株式会社タムロン)に決定いたしました。 タムロンの受賞は、1999年のカメラ記者クラブ特別賞(現在のカメラ記者クラブ賞)のAF28〜300mm F3.5-6.3 LD ASPHERICAL [IF] MACROの受賞以来 12 年ぶり2 回目の受賞となります。

あなたが選ぶベストカメラ賞
本年度の「あなたが選ぶベストカメラ大賞は、ニコン「D7000」(開発メーカー:株式会社ニコン)が選ばれました。 この賞は2008 年にカメラグランプリが25 周年を迎えたのを記念して制定された、一般ユーザーの投票によって選考されるものです。 2011 年3 月28 日〜4 月10 日を投票期間とし、専用サイトの投票を集計したものです。ニコンはニコンD3(2008年)、ニコンD700(2009年)の授賞に続き、2年ぶり3度目の授賞となります。

カメラ記者クラブ賞
本年度の「カメラ記者クラブ賞」はメンバーの合議の結果、富士フイルム「FinePix X100」(開発メーカー:富士フイルム株式会社)エプソン「MAXART PX-5V」(開発メーカー:セイコーエプソン株式会社)に決定しました。


カメラグランプリマークについて
2011 年にアートディレクターの佐野研二郎氏によって、「ニッポンのカメラの賞であることがひと目でわかるような、インパクトのあるもの」を目指し作成されました。 カメラグランプリ2011 より、カメラグランプリを受賞した製品であることを証するマーク(登録商標申請中)として定めています。

※これらの画像ファイルは、カメラ記者クラブの活動およびカメラグランプリに関する報道・解説を目的とした出版物およびウェブページでの掲載でのみご使用いただけます。 それ以外の目的(各種カタログや製品の化粧箱、展示会展示、店頭POP、PR用店頭ビデオ、広告原稿など)では利用することができませんのでご了承ください。

「カメラグランプリマーク使用のガイドライン」
色について
基本的にカラーで使用してください。モノクロインクのみ使用した印刷に限り、モノクロの配色でも使用できます。配色は指定したものに限ります。
大きさ
最低でも横幅8mm 以上で使用してください。
禁止事項
縦横の比率を変えて使用することはできません。グランプリマークの一部だけを使用することはできません。 指定された配色を変えたり、色の濃さを変えて使用することはできません。 また、マークにほかの要素を重ねたり、ほかの要素を足したりすることはできません。

ご不明の点は(press11@cjpc.jp) までお問い合わせください。




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■カメラグランプリ2011詳細

カメラグランプリ2011 大賞
ペンタックス「645D」(HOYA株式会社PENTAXイメージング・システム事業部)
http://www.pentax.jp/japan/products/645d/feature.html


選考理由
ペンタックス645Dは、有効画素数約4,000万画素の大型CCDセンサーを搭載したペンタックス初の中判デジタルカメラ。 画像処理エンジンに、高速で処理を行う「PRIMEU」を採用し、色ノイズと低輝度ノイズを除去するノイズリダクション機能、 ダイナミックレンジを拡大して白とびや黒つぶれを抑えるD-Range設定、ディストーション補正・倍率色収差補正など、さまざまな機能を実現している。 −10℃の低温下でも作動する防塵防滴仕様のボディには、マグネシウム合金やアルミダイキャスト製シャシーを使用し、高い堅牢性を備える。

主な特徴として、
・35mm判の約1.7倍の面積比を持つ、有効画素数約4,000万画素の44×33mmのCCDセンサーを搭載
・レンズと撮像素子の本来の解像力を引き出すローパスフィルターレス設計
・常用ISO感度は200〜1000、拡張設定でISO100〜1600での使用が可能
・「リバーサルフィルム」など8種類のカスタムイメージと、ペンタックス独自のCTEをはじめとした10種類のホワイトバランス機能
・白とびや黒つぶれを抑制するD-Range設定(ハイライト補正/シャドー補正)
・歪曲収差と倍率色収差を補正するディストーション補正・倍率色収差補正機能を搭載
・パソコンレスでの操作が可能なカメラ内RAW展開
・デュアルSD/SDHCメモリーカードスロットによる効率的な画像記録機能
・輝度差の大きいシーンで、露出の異なる3枚を連続撮影して1枚のJPEG画像に合成するHDR機能
・上下左右方向の傾きを検知して表示する電子水準器を搭載
・外装にマグネシウム合金、シャシーにアルミダイキャストを採用して、軽量かつ高剛性のボディを実現
・70ヶ所におよぶシーリングによる高い防塵防滴構造を採用、−10℃での耐寒動作保証を実現
・従来のsmc PENTAX 645レンズなどが装着できるペンタックス645AF2バヨネットマウントを採用
など。

ペンタックス645Dは、2005年のPIEで初めてモックアップが展示されてから、途中開発の凍結がありつつも、断念することなく製品を完成させたこと、 多彩な機能を搭載した高画素デジタルカメラでありながら、従来の中判デジタルカメラと比べて低コスト化を実現したこと、 苛酷な環境下での撮影を可能にする防塵防滴性能を備えた剛性の高いボディ、従来のレンズ群が使用できるシステムの互換性を持たせたことなどを 総合的に評価して、2011年度の「カメラグランプリ 大賞」に決定した。


カメラグランプリ2011 レンズ賞
タムロン「18-270mm F/3.5-6.3DiU VC PZD(Model B008)」(株式会社タムロン)
http://www.tamron.co.jp/lineup/b008/


選考理由
タムロン18-270mm F/3.5-6.3DiU VC PZD(Model B008)は、35mm判換算で28〜419mm相当の画角を持つ、APS-C専用の高倍率ズームレンズ。 AF機構に、DCモーターよりも静音性に優れ、素早いピント合わせができるタムロン初の定在波型超音波モーター「PZD(Piezo Drive)」を搭載している。 光学系には、高屈折率非球面レンズや異常低分散ガラスなどを採用して高画質化を実現。 前モデルのAF18-270mmF/3.5-6.3 Di U VC LD Aspherical [IF] Macro(Model B003)よりも、構成するレンズの枚数を減らして小型軽量化を達成した。 また、シャッター速度に換算して最大約4段分の効果が得られる手ブレ補正機構には、 新たに従来のタイプよりもコンパクトな「ムービングコイル方式」を採用している。 これにより、低照度下や望遠域での手持ち撮影がより快適になった。"高倍率ズームのパイオニア"と呼ぶにふさわしい挑戦的な製品を、 常にラインナップし続けているタムロン製品の中で、その象徴ともいえるレンズである。

主な特徴として、
・15倍という高倍率ズームレンズながらも、全長96.4mm、重さ450gで携行性に優れたコンパクトなサイズと軽量化を実現
・静粛性に優れ、高速でのピント合わせを可能にしたタムロン初の定在波型超音波モーター「PZD(Piezo Drive)」を搭載
・各種収差を良好に補正する高屈折率非球面レンズや異常低分散ガラスなどの採用により、光学性能を向上
・前モデルよりもレンズを2枚少なくして小型軽量化を図った13群16枚のレンズ構成
・シャッター速度換算で最大約4段分の補正効果が得られる、新方式の手ブレ補正機構「VC」を搭載
・タムロン創立60周年を記念して製作されたモデル
など。

光学系のみならずAF駆動システムや手ブレ補正機構などに新規技術を取り入れ、高画質化と小型軽量化を両立させた点を高く評価して、 本年より制定した「レンズ賞」を贈ることを決定した。



あなたが選ぶベストカメラ大賞
ニコン「D7000」(株式会社ニコン)
http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d7000/


主な選考理由
カメラグランプリ25周年(2008年)を記念して設けられた賞で、専用Webサイトでの一般ユーザー投票によって選考された。 得票数1位は「ニコンD7000」。選考理由としては以下の声が寄せられている。ここにその中から、代表的なものを列記する。

一眼レフの性能、楽しさをまさに凝縮したカメラ。初心者にこそ必要なAF性能とホワイトバランス性能、持ち歩きに適したサイズ。 奇をてらう事なく進歩するカメラ然としたカメラであると思います。(34歳・富山)
撮る心地良さと、性能、機能のバランスがとれていて、とても良いカメラだと思うからです。(46歳・大阪)
欲しいと思っていた機能がコンパクトな機体にこれでもかと思うほどに詰め込まれている。 どの機能が突出しているわけではないけれど、全てがバランスよく網羅されている素晴しさ、 そしてそのカメラが手の届く値段である事が何よりうれしい。(32歳・神奈川)
サイズ、機能、価格、画質、使い勝手、ブランド性、総合バランス、全ての項目に平均点以上で満足感がとても高い。(45歳・山形)
視野率100%の見やすいファインダー、経済的なSDカードによるダブルスロットの記録方式、 39点のフォーカスポイント、程よいホールド感、パソコンにやさしい画素数。(57歳・岐阜)
上級機種をも凌駕する機能を搭載したカメラ。豊富なレンズとの組み合わせで、ジャンルを問わず、撮る気にさせるカメラだと思います。(50歳・神奈川)
女性の手に負担のかからない大きさ。上級機種に見劣りしない性能。(59歳・和歌山)
初めて一眼レフを購入しましたが、画質や細かい設定が初心者でも使えるように配慮されており、 今後わたしにとって新しいカメラの世界に導いてくれるように感じたから。(36歳・北海道)
必要とされる機能が期待以上に全て入っている。コストパフォーマンスが最高といえる。(62歳・埼玉)
手に馴染んで連写の音も心地いいので。(38歳・香川)
上級機を上回る機能を持ちつつ、コンパクトなので旅行などに気軽に持って行けそうですね。 自然の風景から、建造物、街のスナップ、展示物、イベント撮影等あらゆるシーンに適応できるカメラだと思います。(40歳・東京都)
1620万画素CMOSセンサーで高機能なのに軽いので、手持ち撮影が軽快に楽しめるところに魅力を感じます!  特に注目する機能が、階調補正機能です。アクティブD-ライティングをオートにしておくだけで、 夕景など明暗差の大きい条件でも、簡単にきれいな写真が撮れる。(24歳・鳥取)



カメラ記者クラブ賞
富士フイルム「FinePix X100」(富士フイルム株式会社)
http://www.finepix-x100.com/ja


選考理由
富士フイルムFinePix X100は、採光式ブライトフレームにヒントを得て開発された光学ファインダーと、 視野率約100%、144万ドットの液晶ビューファインダーを組み合わせた新機構・ハイブリッドビューファインダーを搭載したコンパクトデジタルカメラ。 アナログダイヤルを配したマグネシウム合金のボディに、FinePix史上最高峰の画質を実現したAPS-CサイズのCMOSセンサーと新EXRプロセッサーを搭載するなど、 デジタル一眼レフカメラを凌駕する高画質を実現した。往年のクラシックカメラを彷彿とさせる外観と先進のデジタル技術を精緻な設計の下に融合させた、 富士フイルム独自の発想に基づくプレミアムカメラである。

主な特徴として、
・光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)を融合し、両者を切り換えて撮影できる新開発のハイブリッドビューファインダー
・薄型・小型を追求したフジノン23mm(35mm判換算で約35mm相当)、開放値F2の固定式単焦点レンズ
・FinePix 史上最高峰の画質を実現した新EXRプロセッサーとAPS-Cサイズの1,230万画素CMOSセンサー
・長年のノウハウを活かした多彩なフィルムシミュレーションモード
・さまざまなオートブラケティング撮影やスーパーiフラッシュによる高精度のフラッシュ撮影、レンズに内蔵されたハーフNDフィルターなど、 多彩な機能を装備
・アナログダイヤルを中心に構成されたマグネシウム合金の天面と、レザー調のボディからなるクラシカルな外観
など。

2010年9月の開発発表時から大いに注目を集めたハイブリッドビューファインダーの機構としての先進性や話題性はもちろん、 富士フイルムがフィルム・フィルムカメラを通じて長年培ってきたノウハウを盛り込み、「写真を撮る道具」としての原点を追求し、 撮る喜びを感じられるデザインを追及した。アナログカメラの魅力をも表現した製品そのものの佇まいを含めて高く評価し、 カメラグランプリ2011「カメラ記者クラブ賞」を贈ることとした。
 


カメラ記者クラブ賞
エプソン「MAXART PX-5V」(セイコーエプソン株式会社)
http://www.epson.jp/products/colorio/printer/pro/px5v/


選考理由
エプソン MAXART PX-5Vは、K3インクを採用したA3ノビサイズのインクジェットプリンター。 写真画質プリンターとして高い完成度を誇り、高画質と高いコストパフォーマンスを両立した。 階調豊かな顔料系K3インクを9色用いており、特にビビッドマゼンタ、ビビッドライトマゼンタを使用することで、 これまでインクジェットプリンターでは再現が難しいとされていたブルー、バイオレット領域まで、豊かな色再現を可能にしている。 シャープなだけでなく立体感に富む印刷品質を実現したことや、ガイド機能付きの液晶モニターを搭載して操作やメンテナンスを容易にするなど、 「大衆性、話題性、先進性に優れた製品」に贈られるカメラ記者クラブ賞に相応しいプリンターといえる。

主な特徴として、
・K3インク使用プリンターでは最小となるインクドットサイズ2plを実現し、繊細な質感まで表情豊かに再現
・インク残量の表示や、操作のナビゲーションもひと目でわかるLCD操作パネルを搭載し、パソコンがなくても印刷操作やメンテナンスが容易
・インク容量を大容量化して、交換頻度を大幅に低減
・フォトブラックインクとマットブラックインクを装着しているので、インクを交換することなくモノクロ印刷が可能
・用紙セットや印刷がより確実に、よりスムーズになる前面手差し給紙
・ロール紙や厚紙にも印刷可能で、多彩なプリントに幅広く対応するプリンタードライバーを搭載
・プリンターの置き場所を限定しない有線・無線LAN標準対応
など。

PX-5500やPX-5600に引き続き、多くの写真ファンにA3ノビプリンターの魅力を伝え、かつ印刷品質をさらに高めた点を評価し、 カメラグランプリ2011「カメラ記者クラブ賞」を贈ることとした。


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