カメラグランプリ2006 データ

カメラグランプリ2006
「ニコンD200」
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カメラ記者クラブ特別賞
「リコーGR DIGITAL」
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カメラ記者クラブ特別賞
「Zeiss Ikon」
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カメラグランプリ2006ロゴおよびカメラ記者クラブ特別賞ロゴの使用について

ロゴマークとともにできるだけカメラ記者クラブ参加各雑誌のネームも入れてください。ネームを入れる場合は、文字ツブレのないサイズで掲載してください。また、カラー誌面の場合、ロゴマークに指定があります(赤色部はY100M100/水色部はC100)ので、指定に沿った色でお願いします。1色誌面の場合は、グレースケールにしてください。使用の際に不都合がございましたら、実行委員会までお問い合わせください。
カメラグランプリロゴ画像
CGPlogo_06J.jpg(日本語)
CGPlogo_06e.jpg(英語)

記者クラブ特別賞ロゴ画像
CGPSlogo_06J.jpg(日本語)
CGPSlogo_06e.jpg(英語)




【カメラグランプリ2006】
【カメラグランプリ2006・カメラ記者クラブ特別賞】
決定のお知らせ



 カメラグランプリ2006は「ニコンD200」(開発メーカー・株式会社ニコン)に決定いたしました。昨年度のコニカミノルタα-7DIGITALに引き続き、デジタル一眼レフカメラが5年連続での受賞となります。
 カメラグランプリは、写真・カメラ雑誌のメカニズム担当記者の集まりであるカメラ記者クラブ(1963年9月発足、現在12誌14名が加盟)が主催し、カメラグランプリ実行委員会の運営のもと、毎年、一年間に日本国内で新発売されたスチルカメラの中からもっとも優れたカメラ一機種を選び、表彰するものです。
 選考委員は、カメラ記者クラブ会員をはじめ、記者クラブ加盟雑誌の編集長もしくは代表者、およびカメラグランプリ実行委員が委託した学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家等で構成され、今年は総勢49名が選考にあたりました。また、選考対象となったカメラは、2005年4月1日から2006年3月31日までに新発売された149機種でした。

 また、1990年より、大衆性、話題性、先進性に特に優れた製品と認められた場合にカメラグランプリの決定後、グランプリカメラを除くすべての製品を対象に、カメラ記者クラブ会員の合議によって選ぶ「カメラグランプリ・カメラ記者クラブ特別賞」を設けていますが、今回は「リコーGR DIGITAL」(開発メーカー・株式会社リコー)と「Zeiss Ikon」(開発メーカー・株式会社コシナ)の受賞となりました。


【選考理由】
       
●カメラグランプリ2006 『ニコンD200』
 
 プロだけではなくハイアマチュアを主要なターゲットにしたデジタル一眼レフながら、APS-Cサイズフォーマット初の10.2メガピクセル高画素CCDを採用。約0.15秒の高速起動や約50msのレリーズタイムラグ、5コマ/秒での連続撮影最大54コマの高速性能(画質モードNORMAL・画質サイズLの場合)、マルチCAM1000AFモジュールによる使い分け可能な高精度11点測距および7点測距ワイドエリアAFシステムなど、上位機種を上回るほどの高機能を搭載した。
 また、デジタル一眼レフカメラとしての新機軸だけではなく、防塵・防滴構造採用のマグネシウムボディや耐久10万回のシャッター、視野率約95%で約0.94倍のガラスプリズム採用高倍率ファインダー、見やすい広視野角2.5型背面液晶やクラス最大の大型上面表示パネルの採用、残量・劣化度が確認できる大容量リチウムイオンバッテリーの使用など、カメラとしての完成度の高さを持ち、性能、価格、デザインなどあらゆる点で、非常にまとまりのよいカメラといえる。
 さらに、

・水平垂直2方向ローパスフィルター採用による高解像とモアレ抑制。

・CCDセンサーの多チャンネル読み出しと画像処理の高速化技術の確立。

・3D-RGBマルチパターン測光IIによる正確な露出決定。

・白飛びしにくく最新のトレンドを加味したメリハリのある絵作り。

・仕上がり設定をはじめ画質設定の豊富さと容易な操作性。

・ワイヤレスでクローズアップスピードライト撮影を容易に可能にした点。

・従来レンズへの対応など、広範なニッコールレンズユーザーへの対応。

など、プロやハイアマチュアのみならず、デジタル一眼レフのエントリーユーザーにも手が届きやすい操作性と価格を備えたカメラとして、写真文化の普及に広く貢献するカメラであると評価された。



●カメラ記者クラブ特別賞 『リコーGR DIGITAL』

 高画質フィルムカメラとして評価されたGRシリーズを継承したデジタルカメラとして、高解像度や歪曲特性、ボケ味などを意識し7枚の絞り羽根を備えた35ミリ判カメラ換算28ミリ相当のGR レンズを搭載するなど高画質を追求し、マグネシウム合金による堅牢な高品位なボディ、見やすい外付け光学ファインダーや各種アクセサリーの用意などの趣味性をも兼ね備え、独自の思想を体現したカメラといえる。
 さらに、

・収納時に光学系の一部を鏡胴外に移動させるリトラクティングレンズシステム。

・輪郭強調と彩度強調を過度に行わないGRエンジンの自然で巧みな絵作り。

・各種カスタマイズ受付など、安心して使い続けられる企業サポート。

など、数年で陳腐化しがちなデジタルコンパクトカメラのなかにあっても、所有する喜びと使う喜びを永く与え続けてくれるであろうカメラとしても評価された。



●カメラ記者クラブ特別賞 『Zeiss Ikon』

 デジタルカメラが主流となりつつあるなかで、あえてレンジファインダーのフィルムカメラとして開発され、高精度な距離計とAE機能を搭載した現代的で使いやすいカメラとして、往年の銘ブランドの単なる復刻にとどまらない高度な作り込みがなされた点が高く評価された。また、各種機能の高さだけではなく、カメラが本来持つべき、機械としての魅力も感じさせる高精度な操作感も評価に値する。
 さらに、

・現代的な高画質を追求したZMシリーズレンズをラインナップ。

・明るく見やすいパララックス自動補正を備えたファインダーを搭載。

・外付けファインダーやレンズフードなどの趣味的なアクセサリーの充実。

など、21世紀の現在に高精度で高品位のフィルムレンジファインダーカメラをあえて送り出した企業姿勢が高く評価された。




■1984年の第1回カメラグランプリ’84以来、今年でカメラグランプリは23回を数えますが、初回よりの受賞カメラは以下のとおりです。
第1回(1984年) ニコンFA(日本光学工業株式会社・現株式会社ニコン)
第2回(1985年) ミノルタα−7000(ミノルタカメラ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第3回(1986年) キヤノンT90(キヤノン株式会社)
第4回(1987年) キヤノンEOS650(キヤノン株式会社)
第5回(1988年) KYOCERA SAMURAI(京セラ株式会社)
第6回(1989年) ニコンF4/F4S(株式会社ニコン)
第7回(1990年) キヤノンEOS10クォーツデート(キヤノン株式会社)
第8回(1991年) コンタックスRTSIII (京セラ株式会社)
第9回(1992年) ペンタックスZ−1クォーツデート(旭光学工業株式会社・現ペンタックス株式会社)
第10回(1993年) キヤノンEOS5(キヤノン株式会社)
第11回(1994年) ミノルタα−707si(ミノルタ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第12回(1995年) コンタックス G1(京セラ株式会社)
第13回(1996年) ミノルタTC−1(ミノルタ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第14回(1997年) ニコンF5(株式会社ニコン)
第15回(1998年) ペンタックス645N(旭光学工業株式会社・現ペンタックス株式会社)
第16回(1999年) ミノルタα−9(ミノルタ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第17回(2000年) キヤノンEOS−1V(キヤノン株式会社)
第18回(2001年) ミノルタα−7(ミノルタ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社) 
第19回(2002年) キヤノンEOS−1D(キヤノン株式会社) 
第20回(2003年) キヤノンEOS−1Ds(キヤノン株式会社) 
第21回(2004年) ニコンD70(株式会社ニコン) 
第22回(2005年) コニカミノルタα−7 DIGITAL(コニカミノルタフォトイメージング株式会社) 
第23回(2006年) ニコンD200(株式会社ニコン) 
 

 また、カメラ記者クラブ特別賞は今年で17回目となります。
第1回(1990年) コニカKANPAI(コニカ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第2回(1991年) フジ カルディア トラベル ミニDUAL−P(富士写真フイルム株式会社)
第3回(1992年) コニカHEXAR(コニカ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第4回(1993年) ニコノスRS(株式会社ニコン)
  シグマ各種交換レンズ群およびSA−300(株式会社シグマ)
第5回(1994年) オリンパスμズームパノラマ(オリンパス光学工業株式会社・現オリンパス株式会社)
第6回(1995年) リコーR1(株式会社リコー)
第7回(1996年) フジフイルムGA645プロフェッショナル(富士写真フイルム株式会社)
第8回(1997年) キヤノンIXY(キヤノン株式会社)
  コンタックスAX(京セラ株式会社)
第9回(1998年) オリンパスCAMEDIA C−1400L(オリンパス光学工業株式会社・現オリンパス株式会社)
第10回(1999年) ニコンCOOLPIX950(株式会社ニコン)
  タムロンAF28〜300mmF3.5-6.3LD ASPHERICAL[IF]MACRO(株式会社タムロン)
第11回(2000年) ニコンD1(株式会社ニコン)
  コニカHEXAR RF(コニカ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第12回(2001年) ブロニカRF645(株式会社タムロン)
  フジクロームプロビア100F/400F(富士写真フイルム株式会社)
第13回(2002年) ニコンFM3A(株式会社ニコン)
  ミノルタDiMAGE X(ミノルタ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第14回(2003年) フジフイルムGX645AFプロフェッショナル(富士写真光機株式会社)
  ハッセルブラッドH1(ヴィクターハッセルブラッド社)
第15回(2004年) キヤノンEOS Kiss Digital(キヤノン株式会社)
  シグマ12−24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM(株式会社シグマ)
第16回(2005年) ニコンF6(株式会社ニコン)
  エプソンR−D1(セイコーエプソン株式会社)
第17回(2006年) リコーGR DIGITAL(株式会社リコー)
  Zeiss Ikon(株式会社コシナ)




●下記写真は6月1日アイビーホール青学会館に於いてカメラグランプリ2006贈呈式の様子です。
表彰楯を受け取るカメラグランプリ2006受賞 株式会社ニコン 常務取締役 映像カンパニー副プレジデント 富野直樹氏(右)と楯を手渡すカメラグランプリ2006実行委員長 秋山 薫
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表彰楯を受け取るカメラ記者クラブ特別賞受賞 株式会社リコー パーソナルマルチメディアカンパニー カンパニープレジデント 湯浅一弘氏(右)と楯を手渡すカメラグランプリ2006副委員長 西原龍弥
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表彰楯を受け取るカメラ記者クラブ特別賞受賞 株式会社コシナ 中野事業所 事業所長 大森篤氏(右)と楯を手渡すカメラグランプリ2006副委員長 福島義光
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カメラグランプリ2006受賞メーカー株式会社ニコンの皆さん
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カメラ記者クラブ特別賞受賞メーカー株式会社リコーの皆さん
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カメラ記者クラブ特別賞受賞メーカー株式会社コシナの皆さん
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※本件に関するお問い合わせは・カメラグランプリ2006実行委員会委員長・秋山 薫(日本フォトコンテスト編集部・TEL03-3551-2689)または事務局長・米倉昭仁(アサヒカメラ編集部・TEL03-5541-8785)までお願いいたします。

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