カメラグランプリ2003 データ

カメラグランプリ2003
「キヤノンEOS-1Ds」
JPEG画像:1.7MB
記者クラブ特別賞
「フジフイルムGX645AFプロフェッショナル」
JPEG画像:2.1MB
カメラ記者クラブ特別賞
「ハッセルブラッドH1」
JPEG画像:2.0MB


カメラグランプリ2003ロゴおよびカメラ記者クラブ特別賞ロゴの使用について

ロゴマークとともに必ずカメラ記者クラブ参加各雑誌のネームも入れてください。 カラー誌面の場合、ロゴマークに指定があります(赤色部はY100M100/水色部はC100)。指定に沿った色でお願いします。 1色誌面の場合は、グレースケールにしてください。使用の際に不都合がございましたら、実行委員会までお問い合わせください。 なお、ロゴの使用サイズは雑誌名の文字つぶれを防ぐために、左右30mm以上でご使用いただけますようお願いします。
カメラグランプリロゴeps画像(MAC)
CGPlogo_03J.hqx(日本語)
CGPlogo_03e.hqx(英語)

カメラグランプリロゴeps画像(Windows)
CGPlogo_03J.exe(日本語)
CGPlogo_03e.exe(英語)
記者クラブ特別賞ロゴeps画像(MAC)
CGPSPlogo_03J.hqx(日本語)
CGPSPlogo_03e.hqx(英語)

記者クラブ特別賞ロゴeps画像(Windows)
CGPSPlogo_03J.exe(日本語)
CGPSPlogo_03e.exe(英語)



【カメラグランプリ2003】
【カメラグランプリ2003・カメラ記者クラブ特別賞】
決定のお知らせ



 カメラグランプリ2003は「キヤノンEOS-1Ds」(開発メーカー・キヤノン株式会社)に決定いたしました。カメラグランプリにおいて、デジタルカメラの受賞は昨年に続き二度目となります。
 カメラグランプリは、写真・カメラ雑誌のメカニズム担当記者の集まりであるカメラ記者クラブ(1963年9月発足、現在13誌14名加盟)が主催し、カメラグランプリ実行委員会の運営のもと、毎年、一年間に日本国内で新発売されたスチルカメラの中からもっとも優れたカメラ一機種を選び、表彰するものです。
 選考委員は、カメラ記者クラブ会員をはじめ、記者クラブ加盟雑誌の編集長もしくは代表者、およびカメラグランプリ実行委員が委託した学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家等で構成され、今年は総勢52名が選考にあたりました。また、選考対象となったカメラは、2002年4月1日から2003年3月31日までに新発売された168機種(カラーバージョン・リミテッドバージョンを含む)でした。

 また、1990年より、大衆性、話題性、先進性に特に優れた製品と認められた場合にカメラグランプリの決定後、グランプリカメラを除くすべての製品を対象に、カメラ記者クラブ会員の合議によって選ぶ「カメラグランプリ・カメラ記者クラブ特別賞」を設けていますが、今回は「フジフイルムGX645AFプロフェッショナル」と「ハッセルブラッドH1」(開発メーカー・富士写真光機株式会社、ヴィクターハッセルブラッド社の共同開発)が選ばれました。


【選考理由】
       
●カメラグランプリ2003 『キヤノンEOS-1Ds』
 
 キヤノンのデジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機、EOS-1Dの発売から1年を待たずして、大型単板CMOSセンサー(35.8×23.8mm)を独自に開発、35mmフルサイズ、1,000万画素超という大きなハードルを越えた功績は大きい。
 また、プロも含めて実用に足りるこの高画質を、フィルム一眼レフカメラとまったく違和感のない画角で実現し、さらにデジタル化によってスポイルされたところを少しも感じさせない完成度の高さが評価できる。デジタル一眼レフカメラ時代の本格的な訪れを内外に示したとも言えよう。
 さらに、

・有効画素数1,110万画素と独自の映像処理によるクラス最高画質。

・秒間3コマ連写(連続10コマ)、レリーズタイムラグ55msの高速レスポンス。

・全EFレンズなど、従来からの豊富なEOSシステムを有機的に活用できる点。

・マグネシウム合金製、防滴・防塵構造の堅牢かつ高品位なボディ。

・EOS-1V、EOS-1Dから継承した、卓越した操作性。

・オリジナル画像判定システムへのいち早い対応。

など、時代をリードするにふさわしい画質とスペックの持ち主と言える。


●カメラ記者クラブ特別賞 『フジフイルムGX645AFプロフェッショナル』『ハッセルブラッドH1』

 21世紀に設計・開発された初の中判一眼レフカメラで、デザインを含む外装、ファインダーなどの完成度の高さ、そしてクラス最速のAFが生む快適な操作性は645判クラスでも群を抜く、と高い評価を得た。
 また、デジタルへの対応を視野に置き、システム構築の土台もしっかりできている点は、今後、表現の幅がさらに広がっていくという意味で大いに期待できる。そして、日本・スウェーデンの国境を越えた共同開発と製品化の実現も、時代にふさわしい業績と呼べる。
 さらに、

・645判一眼レフカメラで最速にして高精度なAF。

・645判一眼レフカメラで初のTTL自動調光フラッシュ内蔵。

・描写力に優れる新しいレンズ群のラインアップ。

・実用、さらに発展性までが考慮された高いシステム性。

・レンズシャッターの利点を活かした高速シンクロなど、機能的によくこなれている。

・フィルム装填の煩わしさを軽減する遮光板内蔵フィルムマガジンの採用。

など、企画・開発段階からフィルム・デジタルの両用を意図したハイブリッド・カメラとして大きな意味を持つと言える。


■1984年の第1回カメラグランプリ’84以来、今年でカメラグランプリは20回を数えますが、初回よりの受賞カメラは以下のとおりです。

第1回(1984年) ニコンFA(日本光学工業株式会社・現株式会社ニコン)
第2回(1985年) ミノルタα−7000(ミノルタカメラ株式会社・現ミノルタ株式会社)
第3回(1986年) キヤノンT90(キヤノン株式会社)
第4回(1987年) キヤノンEOS650(キヤノン株式会社)
第5回(1988年) KYOCERA SAMURAI(京セラ株式会社)
第6回(1989年) ニコンF4/F4S(株式会社ニコン)
第7回(1990年) キヤノンEOS10クォーツデート(キヤノン株式会社)
第8回(1991年) コンタックスRTSIII (京セラ株式会社)
第9回(1992年) ペンタックスZ−1クォーツデート(旭光学工業株式会社)
第10回(1993年) キヤノンEOS5(キヤノン株式会社)
第11回(1994年) ミノルタα−707si(ミノルタ株式会社)
第12回(1995年) コンタックス G1(京セラ株式会社)
第13回(1996年) ミノルタTC−1(ミノルタ株式会社)
第14回(1997年) ニコンF5(株式会社ニコン)
第15回(1998年) ペンタックス645N(旭光学工業株式会社)
第16回(1999年) ミノルタα−9(ミノルタ株式会社)
第17回(2000年) キヤノンEOS−1V(キヤノン株式会社)
第18回(2001年) ミノルタα−7(ミノルタ株式会社) 
第19回(2002年) キヤノンEOS−1D(キヤノン株式会社) 
第20回(2003年) キヤノンEOS−1Ds(キヤノン株式会社) 
 
 
 また、カメラ記者クラブ特別賞は今年で14回目となります。
 
第1回(1990年) コニカKANPAI(コニカ株式会社)
第2回(1991年) フジ カルディア トラベル ミニDUAL−P(富士写真フイルム株式会社)
第3回(1992年) コニカHEXAR(コニカ株式会社)
第4回(1993年) ニコノスRS(株式会社ニコン)
  シグマ各種交換レンズ群およびSA−300(株式会社シグマ)
第5回(1994年) オリンパスμズームパノラマ(オリンパス光学工業株式会社)
第6回(1995年) リコーR1(株式会社リコー)
第7回(1996年) フジフイルムGA645プロフェッショナル(富士写真フイルム株式会社)
第8回(1997年) キヤノンIXY(キヤノン株式会社)
  コンタックスAX(京セラ株式会社)
第9回(1998年) オリンパスCAMEDIA C−1400L(オリンパス光学工業株式会社)
第10回(1999年) ニコンCOOLPIX950(株式会社ニコン)
  タムロンAF28〜300mmF3.5-6.3LD ASPHERICAL[IF]MACRO(株式会社タムロン)
第11回(2000年) ニコンD1(株式会社ニコン)
  コニカHEXAR RF(コニカ株式会社)
第12回(2001年) ブロニカRF645(株式会社タムロン)
  フジクロームプロビア100F/400F(富士写真フイルム株式会社)
第13回(2002年) ニコンFM3A(株式会社ニコン)
  ミノルタDiMAGE X(ミノルタ株式会社)
第14回(2003年) フジフイルムGX645AFプロフェッショナル(富士写真光機株式会社)
  ハッセルブラッドH1(ヴィクターハッセルブラッド社)



●下記写真は5月30日青学会館に於いてカメラグランプリ2003贈呈式の様子です。
表彰楯を受け取るカメラグランプリ2003受賞 キヤノン株式会社 イメージコミュニケーション事業本部 副事業本部長 取締役 岩下知徳氏(右)と楯を手渡すカメラグランプリ2003実行委員長 杉山收
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表彰楯を受け取るカメラ記者クラブ特別賞受賞 富士写真光機株式会社 執行役員 カメラ事業部長 幸田孝男氏(右)と楯を手渡すカメラ記者クラブ代表幹事 根本貴正
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表彰楯を受け取るカメラ記者クラブ特別賞受賞 シュリロ トレーディング カンパニー リミテッド 社長 塚田敏夫氏(右)と楯を手渡すカメラグランプリ2003副委員長 藪崎大
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カメラグランプリ2003受賞メーカー挨拶。挨拶をするキヤノン株式会社 イメージコミュニケーション事業本部 カメラ開発センター所長 村野誠氏
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カメラ記者クラブ特別賞受賞メーカー挨拶。挨拶をする富士写真光機株式会社 カメラ事業部 営業部 課長 後藤繁謙氏
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カメラ記者クラブ特別賞受賞メーカー挨拶。挨拶をするシュリロ トレーディング カンパニー リミテッド カメラ製品事業部 事業部長 山崎英夫氏
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※本件に関するお問い合わせは・カメラグランプリ2003実行委員会委員長・杉山收(フォトテクニック編集部・TEL03-3263-3517)または事務局長・小出仁(カメラマンEX編集部・TEL03-3437-3144)までお願いいたします。

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