カメラグランプリ2001 データ
カメラグランプリ2001
「ミノルタα-7」
JPEG画像:184KB記者クラブ特別賞
「ブロニカRF645」
JPEG画像:176KBカメラ記者クラブ特別賞
「フジクロームプロビア100F/400F」
JPEG画像:208KB
カメラグランプリ2001ロゴおよびカメラ記者クラブ特別賞ロゴの使用について
ロゴマークとともに必ずカメラ記者クラブ参加各雑誌のネームも入れてください。 カラー誌面の場合、ロゴマークに指定があります(赤色部はY100M100/水色部はC100)。指定に沿った色でお願いします。 1色誌面の場合は、すべて墨ベタになります。使用の際に不都合がございましたら、実行委員会までお問い合わせください。 なお、ロゴの使用サイズは雑誌名の文字つぶれを防ぐために、左右30mm以上でご使用いただけますようお願いします。カメラグランプリロゴeps画像(MAC)
CGPlogo_01J.hqx(日本語)
CGPlogo_01e.hqx(英語)
カメラグランプリロゴeps画像(Windows)
CGPlogo_01J.exe(日本語)
CGPlogo_01e.exe(英語)記者クラブ特別賞ロゴeps画像(MAC)
CGPSPlogo_01J.hqx(日本語)
CGPSPlogo_01e.hqx(英語)
記者クラブ特別賞ロゴeps画像(Windows)
CGPSPlogo_01J.exe(日本語)
CGPSPlogo_01e.exe(英語)
【カメラグランプリ2001】
【カメラグランプリ2001・カメラ記者クラブ特別賞】
決定のお知らせ
カメラグランプリ2001は「ミノルタα-7」(開発メーカー・ミノルタ株式会社)に決定いたしました。
カメラグランプリは、写真・カメラ雑誌のメカニズム担当記者の集まりであるカメラ記者クラブ(1963年9月発足、現在13誌16名加盟)が主催し、カメラグランプリ実行委員会の運営のもと、毎年、一年間に日本国内で新発売されたスチルカメラの中からもっとも優れたカメラ一機種を選び、表彰するものです。
選考委員は、カメラ記者クラブ会員をはじめ、記者クラブ加盟雑誌の編集長もしくは代表者、およびカメラグランプリ実行委員が委託した学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家等で構成され、今年は総勢55名が選考にあたりました(別紙参照)。また、選考対象となったカメラは、2000年4月1日から2001年3月31日までに新発売された160機種(別紙参照/カラーバージョン・リミテッドバージョンを含む)でした。
また、1990年より、大衆性、話題性、先進性に特に優れた製品と認められた場合にカメラグランプリの決定後、グランプリカメラを除くすべての製品を対象に、カメラ記者クラブ会員の合議によって選ぶ「カメラグランプリ・カメラ記者クラブ特別賞」を設けていますが、今回は「ブロニカRF645」(開発メーカー・株式会社タムロン)と「フジクロームプロビア100F/400F」(開発メーカー・富士写真フイルム株式会社)が選ばれました。カメラグランプリ・カメラ記者クラブ特別賞において、感材の受賞は今回が初めてとなります。
【選考理由】
●カメラグランプリ2001 『ミノルタα-7』
軽量・コンパクトなボディにも関わらず、同社のフラッグシップ機をも凌ぐ機能と性能を備え、ボディ背面の大型集中液晶パネルによるナビゲーションディスプレイの搭載で複雑になりがちなカメラの設定状況を大きな文字でひと目で分かりやすく、マニュアルなしでも扱いやすいものとしたことは高く評価できる。
その中でも特に、α−9で好評だった各種モードセレクトにダイヤル・レバー操作を継承し、1アクション1機能という明快で優れた操作性能を備えている。
さらに、
・中央に45度のクロス配置で高い測距精度を発揮するデュアルクロスセンサー搭載とクラス最速のAF性能。
・黄金分割にも対応する12ラインセンサーによる9点ワイドフォーカスエリアと任意のフォーカスフレームを選択可能にするダイレクトフォーカスフレームセレクタの採用。
・フォーカスクラッチ機構採用によるAF/MFの瞬時の切り替え。
・新Dタイプレンズ装着によって、より高精度な調光可能となったADI調光システムの採用。
・フィルム装填状態では裏蓋が開かないセーフティロック機構の採用。
・0.8倍の高倍率のファインダー。
・ボディ内蔵メモリに記録された10項目の撮影データを、マウント部に装着し記録可能にしたデータセーバー。
など、ほぼ完成度の域に達したと思われるレンズ交換式AF一眼レフだが、新たな発想を具現化し、新世紀にふさわしいカメラと言える。
●カメラ記者クラブ特別賞 『ブロニカRF645』
デジタルカメラの性能が飛躍的に向上した現在、銀塩フィルムのよさを認識できる6×4.5センチ判カメラ。アマチュアユーザーの関心は6×4.5判に高まっている中で、プロフェッショナル用途重視の多い中判カメラだが、ベーシックな撮影テクニックが楽しめるレンズ交換式のレンジファインダー機とし、写真を撮る楽しみを触発してくれるカメラである。また、大きく重いという中判カメラのイメージをコンパクトにまとめ機動性に優れたボディに変えている。
さらに、
・本体部と前板部にはダイキャスト、底板には真鍮、軍艦部カバーにはチクソモールディング法による形成のマグネシウム合金を採用し堅牢性の高いボディを実現。
・シンプルで分かりやすい大型のダイヤルによる操作。
・明るく、シャープで見やすい実像式距離計ファインダーの搭載。
・135mm望遠レンズでも充分な測距精度を保つ33mmの有効基線長。
・完全電子式レンズシャッターユニットの採用でプログラムAEと最高速1/750秒のシャッタースピードの実現。
・レンズ着脱連動式の自動遮光幕機構の採用でスピーディーなレンズ交換が可能。
・要望の多い分割巻き上げ機構の採用。
・優れた描写のレンズ群。
など、写真の原点的な楽しさと魅力を持ちながら、6×4.5センチ判でレンズ交換できるレンジファインダー機という新たなチャレンジに対しては高く評価できる。
●カメラ記者クラブ特別賞 『フジクロームプロビア100F/400F』
デジタル写真の進歩が著しい今日、スーパーファインシグマクリスタル技術により従来の同社のプロビアを上まわる世界最高レベルの粒状性を実現。また、同社のDIR技術をさらに進化させた新DIR技術により自然な色再現性や硬くならない増感特性、豊かな階調描写は高く評価できる。
さらに、
・ISO100でRMS粒状度8、ISO400でRMS粒状度13という世界最高水準の粒状性の実現。
・ISO100は−1/2減感から+2増感の範囲で色味や階調の変化が少ない増減感特性。
・ISO400はISO100クラスに匹敵する彩度、鮮やかな原色も中間度フィルム並の鮮明な色の再現を実現し、+2増感まで色味や階調の変化がなく、+3 1/2(EI4800相当)まで増感可能な増感処理特性。
・従来のイエローコロイド銀に代えて、新開発のイエローフィルター用染料を導入し、色温度への依存性を改良して優れた分光特性を実現したイエローフィルター染料技術。
・ISO100/400とも長時間露光時の優れた相反則不軌特性の実現。
など、銀塩写真の存在意義と優位性を明確に示し、銀塩フィルムのさらなる性能を引き上げた功績も大きい。
■1984年の第1回カメラグランプリ’84以来、今年でカメラグランプリは18回を数えますが、初回よりの受賞カメラは以下のとおりです。
第1回(1984年) ニコンFA(日本光学工業株式会社・現株式会社ニコン)
第2回(1985年) ミノルタα−7000(ミノルタカメラ株式会社・現ミノルタ株式会社)
第3回(1986年) キヤノンT90(キヤノン株式会社)
第4回(1987年) キヤノンEOS650(キヤノン株式会社)
第5回(1988年) KYOCERA SAMURAI(京セラ株式会社)
第6回(1989年) ニコンF4/F4S(株式会社ニコン)
第7回(1990年) キヤノンEOS10クォーツデート(キヤノン株式会社)
第8回(1991年) コンタックスRTSIII (京セラ株式会社)
第9回(1992年) ペンタックスZ−1クォーツデート(旭光学工業株式会社)
第10回(1993年) キヤノンEOS5(キヤノン株式会社)
第11回(1994年) ミノルタα−707si(ミノルタ株式会社)
第12回(1995年) コンタックス G1(京セラ株式会社)
第13回(1996年) ミノルタTC−1(ミノルタ株式会社)
第14回(1997年) ニコンF5(株式会社ニコン)
第15回(1998年) ペンタックス645N(旭光学工業株式会社)
第16回(1999年) ミノルタα−9(ミノルタ株式会社)
第17回(2000年) キヤノンEOS−1V(キヤノン株式会社)
第18回(2001年) ミノルタα−7(ミノルタ株式会社)
また、カメラ記者クラブ特別賞は今年で12回目となります。
第1回(1990年) コニカKANPAI(コニカ株式会社)
第2回(1991年) フジ カルディア トラベル ミニDUAL−P(富士写真フイルム株式会社)
第3回(1992年) コニカHEXAR(コニカ株式会社)
第4回(1993年) ニコノスRS(株式会社ニコン)
シグマ各種交換レンズ群およびSA−300(株式会社シグマ)
第5回(1994年) オリンパスμズームパノラマ(オリンパス光学工業株式会社)
第6回(1995年) リコーR1(株式会社リコー)
第7回(1996年) フジフイルムGA645プロフェッショナル(富士写真フイルム株式会社)
第8回(1997年) キヤノンIXY(キヤノン株式会社)
コンタックスAX(京セラ株式会社)
第9回(1998年) オリンパスCAMEDIA C−1400L(オリンパス光学工業株式会社)
第10回(1999年) ニコンCOOLPIX950(株式会社ニコン)
タムロンAF28〜300mmF3.5-6.3LD ASPHERICAL[IF]MACRO
(株式会社タムロン)
第11回(2000年) ニコンD1(株式会社ニコン)
コニカHEXAR RF(コニカ株式会社)
第12回(2001年) ブロニカRF645(株式会社タムロン)
フジクロームプロビア100F/400F(富士写真フイルム株式会社)
●下記写真は6月1日青学会館に於いてカメラグランプリ2001贈呈式の様子です。
表彰楯を受け取るカメラグランプリ2001受賞 ミノルタ株式会社 専務取締役 東京支社長 清水紀克氏(右)と楯を手渡すカメラグランプリ2001実行委員長 上遠野貴弘
JPEG画像:289KB表彰楯を受け取るカメラ記者クラブ特別賞受賞 株式会社タムロン 代表取締役社長 野口一康氏(右)と楯を手渡すカメラ記者クラブ代表幹事 福島義光
JPEG画像:320KB表彰楯を受け取るカメラ記者クラブ特別賞受賞 富士写真フイルム株式会社 執行役員 営業技術部長 森内茂典氏(右)と楯を手渡すカメラグランプリ2001副委員長 斎藤仁志
JPEG画像:305KBカメラグランプリ2001受賞メーカー挨拶。挨拶をするミノルタ株式会社 専務取締役 東京支社長 清水紀克氏
JPEG画像:290KBカメラ記者クラブ特別賞受賞メーカー挨拶。挨拶をする株式会社タムロン 代表取締役社長 野口一康氏
JPEG画像:343KBカメラ記者クラブ特別賞受賞メーカー挨拶。挨拶をする富士写真フイルム株式会社 執行役員 営業技術部長 森内茂典氏
JPEG画像:326KB
※本件に関するお問い合わせは・カメラグランプリ2001実行委員会委員長・上遠野貴弘(風景写真編集部・TEL03-3815-3605)または事務局長・根本貴正(日本カメラ編集部・TEL03-3666-4321)までお願いいたします。
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